リスニング力より○○が大事
前回のブログではうちの幸来(サラ)ちゃん登場して、リスニングができるようになるプロセスについてお話しました。
↓前回のブログはこちらから↓
リスニングができるようになるプロセス - コンサルティング・イングリッシュ
今回は英語の理解力を上げるために何をすればいいのかをお伝えしたいと思います。
▼文脈は全てである
私は大学時代キリスト教神学を専攻していて、Biblical Interpretation(聖書解釈)という授業を取った事があります。このクラスで習った事で一番脳裏に焼き付いている事は、教授の言った一言です。
″The context is everything.″ Dr. Baird
(文脈は全てである。)
このクラスは聖書解釈のクラスだったので、教授は聖書を理解する為には歴史的、文化的、言語的背景、つまり『文脈』を理解する事なしに聖書を理解することはできないという事を教えて頂いたのですが、『文脈は全てである』という教授の言葉を英語を教えるようになってから度々思い出すようになりましました。なぜなら、文脈のない会話は存在しえないからです。
▼全部聞き取れなくてもOK
会話の全てに文脈があると分かった瞬間から、一字一句聞き取らなければならないという呪縛から解放され、文脈単位で聞き取ればよい事に気が付くでしょう。
▼文脈で理解するってどうやればいい?
一番簡単なやり方は自分から会話のトピックを提供すればいいのです。自分が提供したトピックが会話の文脈となっていくので、なんとなくこんな事を言っているんだろうなと理解力がアップします。
トピックを提供するということは、自分が会話をリードすることなので結構難しいと思いますが、頑張ってください。