お酒を飲むと英語が話せる?
お酒を飲んでいる時、普段より英語が出てくる。そんな経験をした事がある人はいませんか?
私もしらふの時はスペイン語が全く話せませんが、お酒を飲んでいると、なぜか話せる気になってしまいます。(笑)
▼なぜお酒を飲むと普段より話せる?
長い間英語を教えてきて思う事が日本人が英語が話せないのは、『恥』のケースが殆どです。間違えたらどうしよう。間違えたら恥ずかしい。そういう風に思ってしまう人が多いんですよね。
お酒を飲むと気が大きくなったり、恥がなくなったりするので、当然普段より英語が出てくるようになる訳です。
▼意識を変えれば英語は出てくる。
お酒の力を借りなくても意識を変えるだけで英語は出てくるようになります。じゃあどういう風に意識を変えればいいか。
日本語を学んでいる外国人が一生懸命、日本語を話している姿を想像してください。ワードチョイスが変だったり、てにおはが変だったり。
あなたは間違えた日本語を話している外国人を笑いますか?バカにしますか?しないですよね。一生懸命話して、コミュニケーションを取ろうとする事が美しくて、完璧な日本語を話す事を外国人に求めていないですよね。
あなたの英語もこれと同じです。ネイティブではないのです。最初から完璧に英語が話せる必要はないのです。今のあなたが知っている英語でコミュニケーションを取ろうとする事によって、少しずつ上達していきます。
▼間違える=成長
大人になってしまうと母国語である日本語が流暢に話せるので、英語になった時に思ったように話せない自分が恥ずかしかったり、イヤだったりする気持ちは分かります。
でもね、間違えないと人間って学ばないんです。小さな子供はまず、『ミッキーのお家』と言えるようにならないと『ディズニーランド』と言えるようになりません。『アンマンマン』って言えるようにならないと『アンパンマン』って言えるようにならない。
大人もこれと全く同じなんです。間違えた英語が話せるようにならないと、正しい英語は絶対話せるようにならない。
だから、間違えていいんです。ドンドン間違えた英語を話してください。間違えれば間違える程、あなたの英語は上達していきます。